i線ステッパー 前工程向け
FPA-5510iXは、1/2縮小投影レンズの採用により50mm x 50mm以上の大画角を一括露光する事が可能であり、イメージセンサーやMEMS※1など大画角の露光が必要な製品に適した装置です。
特にイメージセンサーでは、チップサイズが通常の露光エリア(26mm x 33mm)以上の場合、スティッチング※2が必要になり、画質や生産性の観点で不利となりますが、FPA-5510iXでは一括露光が出来るため、画質・生産性の両面で大きなアドバンテージをもっています。
FPA-5510プラットフォームは既に半導体製造前工程および後工程向けステッパーに採用されており、高い稼働率と信頼性を誇ります。そのプラットフォームを受け継ぎ、FPA-5510iZ、FPA-5510iVと同等な稼働率と信頼性を実現します。
FPA-5510iXは、WB-OAS※3やOCCS※4、EAGA※5を取りそろえており、様々なプロセスに対応出来る装置です。
※3 WB-OAS(Wideband-OAS、長波長アライメント): 可視光から赤外までの帯域をカバーすることで、CF工程のRGB全ての工程で安定したアライメントが可能となる。